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Bjork(ビョーク)

Bjork(ビョーク)(Björk Guðmundsdóttir ビョーク・グズムンズドッティル 1965年11月21日 - )は、アイスランド・レイキャヴィーク生まれの女性歌手、シンガーソングライター、作曲家、女優。ソロで精力的に活動する以前は、オルタナティブ・ロックバンド "The Sugarcubes"のメイン・ボーカルとして活動していた。彼女は様々なジャンルの音楽(ポップ、オルタナティブ・ロック、ジャズ、環境音楽、エレクトロニカ、フォーク、クラシック音楽)に影響を受けた革新的な音楽を生み出すことで知られ、グラミー賞に12回、アカデミー賞に1回ノミネートされるなど多数の賞を獲得している。

ヒッピームーブメントに影響を受けた両親(ちなみに両親は彼女が1歳の時に離婚している。母の再婚相手はギタリスト)のもと、4歳の頃から作曲を始め、7歳から地元の音楽学校に通いフルートやピアノ、クラシックを学ぶ。

1977年に母ヒュドゥルの勧め(アルバムジャケットもヒュドゥルが手がけている)で若干12歳にして「Björk Guðmundsdóttir」でデビュー。アイスランド童謡を歌ったこのレコードで、アイスランド国内で爆発的な人気を得る。しかし彼女自身はカバーばかりで自分の曲が1曲しか入っていないこのアルバムに満足していない発言を後に残しており、レコード会社からの2枚目アルバムの話を断り、天才少女の肩書きと決別する。

更にアーティストたるもの、新しいものを創造することが使命であり過去の作品を演奏する事の多いアカデミックな音楽教育に疑問を持つ発言をしており(しかし数十年後、この頃の仲間たちはhomogenicでストリングスを担当してくれているのだが)、その後アイスランドに訪れたパンクの波に影響され 13歳で"Tappi Tíkarrass"(タッピティカラス)などのいくつかのバンドを結成。さまざまなパートを担当する。

1986年、ギタリストのソール・エルドンと結婚し、6月8日に息子シンドリを出産。(ソールとは1987年に離婚) また、この日にギターポップバンド"The Sugarcubes"(ザ・シュガーキューブス)を結成。夫と共に立ち上げたレーベル"バッド・テイスト"からデビュー。英語で発表した曲はアイスランドのみならず英語圏でも注目を集める人気インディーズバンドとなり、1990年にはワールドツアーを行い、来日も果たす。

ザ・シュガーキューブス解散後、1993年にソロアルバムをリリース。ソロとしては3枚目であるが改めて「デビュー」と題したこのアルバムはハウスを取り入れた先鋭的かつポップなサウンド、天真爛漫でフォースフルなボーカルが大々的にフィーチャーされ、世界的にヒットした。

ちなみに彼女は若いころ、東洋的な顔立ちからチャイナ・ガールとあだ名をつけられたり、日本人に似ていると周囲に指摘され、三島由紀夫などの日本文学を読んでいた。また、幼少時に観た日本映画『鬼婆』に形容しようのない印象を受け、日本に強い興味を抱いていたという。また、空手をしていると公言したり「アーティストとして始めてリスペクトされていると感じたのが日本」ともコメントしている。
その影響か日本人アーティストとコラボレートすることも多く、アコーディオン奏者のcobaは1995年のワールドツアーに参加。アートディレクター石岡瑛子にはミュージックヴィデオの監督を依頼。dakakaはヒューマンビートボックスで『メダラ』に参加した。川久保玲やジュンヤ・ワタナベの服を好んで着ることでも有名。 また、写真家 荒木経惟のファンであり、彼が撮ったポートレートをテレグラムのジャケットに使用した他、荒木のドキュメンタリ映画『アラキメンタリ』に出演したり雑誌などでも盛んに共演している。

2000年、ミュージカル映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』に主演。ゴールデングローブ賞主演女優賞、最優秀オリジナル・ソング賞にノミネート。カンヌ国際映画祭のパルム・ドール、最優秀女優賞を受賞した。また、劇中での音楽を担当し、アルバム『セルマソングス』をリリース。グラミー賞とアカデミー賞にノミネートされ、アカデミー賞会場ではマラヤン・ペジョスキーがデザインしたスワンドレスを着てレッドカーペットに現れ、ステージで劇中歌『I've Seen It All』を披露し、大きな話題を呼んだ。 日本では2001年の正月映画として公開されヒットした。

2004年に行われたアテネオリンピックの開会式で『Oceania』をパフォーマンス。

2005年7月2日はDREAMS COME TRUE、Do As Infinityなども参加した幕張メッセのLIVE 8 Japanコンサートでライヴ・パフォーマンスを披露した。LIVE 8はG8八カ国同日に行われたイベントであり、世界貧困撲滅キャンペーンの一つである。
同年、Bjork(ビョーク)は日本についての映画『拘束のドローイング9』への出演とサウンドトラック創作に打ち込んでいた。同作を製作したアーティストのマシュー・バーニーは現在のパートナーであり、彼との間に娘イザドラをもうけている。

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Bjork(ビョーク)影響力の強さ

* 様々な分野のミュージシャンとコラボレーションを行うことでも知られ、インタビューなどでBjork(ビョーク)に影響を受けたと答えるミュージシャンも多い。 シンクロナイズドスイミングのヴィルジニー・デデューやフィギュアスケートのミシェル・クワンや高橋大輔の演技で彼女の曲が使われるなど、他分野の芸術家にも影響を与えている。

Bjork(ビョーク)v熱狂的なファン

* 精神に病を患ったフロリダのファン Ricardo Lopezは、Bjork(ビョーク)を殺害するための酸性爆弾を作製する過程をフィルムに撮影した。22時間にわたるそのビデオテープには、爆弾作製の過程に加えて、愛に対する彼の考えや彼の不平不満なども語られ、彼のBjork(ビョーク)への強い執着が述べられていた。映像はさらに続き、爆弾をビョーク宛に郵送し終えて、すぐにでもビョークが死ぬと信じている彼は、奇妙なフェースペイントを塗り、頭髪を剃った後、カメラの前で彼自身を銃弾で撃ち抜いた。彼は自分の命を奪うことには成功したが、そのビデオを見た警察によって、郵送された爆弾はBjork(ビョーク)に届く前にスコットランドヤードが探し出した。

論争

* 暴行事件

1996年2月、タイのドンムアン空港で、テレビの女性レポーター、ジュリー・カウフマンがマイクを向けて問いかけた瞬間、突然Bjork(ビョーク)がリポーターに掴みかかった。同行していたスタッフに止められてバスに乗り込んだが、その映像が世界中に流された。レポーター側は「ただ、ウェルカムと言っただけ」と主張。ビョーク側は、同行していた息子シンドリに「こんな自分勝手なお母さんの息子って、どんな気分?」とリポーターが言い、カメラで関係のない息子を撮影したことに激怒したと主張。後にBjork(ビョーク)側が「大人気なかった」と謝罪した。ネット上の動画投稿サイトにアップロードされた映像によると、女性レポーターは単に〝Welcome to Bangkok〟としか言っていない。

2007年8月、フランスの空港で執拗に付回すカメラマンを殴り、その映像がネット上で公開されて話題となる。

2008年1月13日、ニュージーランド滞在中に、オークランド国際空港で付き添い人の制止を無視して撮影を行ったカメラマンに暴行した。カメラマンがBjork(ビョーク)の写真を数枚撮影後、その場から離れようとした際、Bjork(ビョーク)が追いかけてカメラマンのTシャツを引き裂いた。揉み合いを続ける中、Bjork(ビョーク)は自ら床に転倒した。

チベット独立宣言事件

2008年3月2日、中国・上海で行われたコンサートで事前に演奏を届け出ていない「Declare Independence」を歌った際にチベットを連呼した。これを受け、中国文化省は文化省のサイト上で、規定に違反して個人的な芸術活動を政治利用し人民の感情を傷つけると不快感を表すコメントを掲載すると共に、中国国外アーティストへの制限を強化する意向を発表している。一方のBjork(ビョーク)も自身のサイトで、自分は政治家ではなくミュージシャンである旨のコメントを返している。
なお、2008年2月に日本・武道館で開催されたコンサートでは同じ曲でコソボを連呼しており、この影響でセルビアでの出演をキャンセルされている。

ソロ・ディスコグラフィー

* ビョーク・グズムンズドッティル/Björk Guðmundsdóttir(1977)
* グリン・グロ/Gling-Gló (1991) - 母国のバックバンドとセッションしたスウィング・ジャズアルバム。グリン・グロとはアイスランド語で時計の針が進む擬音。
* デビュー/Debut (1993)
* ポスト/Post (1995)
* テレグラム/Telegram (1996) - 『ポスト』のリミックスアルバム
* ホモジェニック/Homogenic (1997)
* セルマ・ソングズ/Selmasongs (2000) - 『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のサウンドトラック。レディオヘッドのヴォーカリストトム・ヨークとのデュエット『I've Seen It All』を収録
* ヴェスパタイン/Vespertine (2001)
* グレイテスト・ヒッツ/Greatest Hits (2002)
* ファミリー・トゥリー/Family Tree (2002) - 『グレイテスト・ヒッツ』に未発表曲などを加えた6枚組BOX
* ザ・ライヴ・ボックス/Live Box (2003)
* メダラ/Medúlla (2004)
* アイチューンズ・オリジナルズ/iTunes Originals (2005)
* 拘束のドローイング9/Drawing Restraint 9 (2005) - 『拘束のドローイング9』のサウンドトラック
* サラウンド/Surround (2006) - 過去のアルバムを5.1chサラウンドにリミックスし、全ビデオクリップも加えた7枚組DualDisc(DVD+CD)の限定BOXセット
* ヴォルタ/Volta (2007)
* ナチュラ/Nattura(2008)-母国アイスランドの自然環境保護キャンペーン「Nattura」のために書き下ろし、デジタル配信限定でのリリース。トム・ヨークがバックコーラスで参加しており、収益はすべて同キャンペーンに寄付される。

Bjork(ビョーク)日本公演


* 1994年

2月7日,8日,9日 渋谷 ON AIR WEST

* 1996年

1月31日,2月1日 恵比寿ガーデンホール、4日 日本武道館、5日 愛知県勤労会館、7日 九州電力ホール、9日,10日 松下IMPホール

* 1998年 フジロック・フェスティバル

8月1日 東京ベイサイドスクエア

* 2001年

12月2日 昭和女子大学人見記念講堂、5日 オーチャードホール、7日 東京国際フォーラムホールC

* 2003年 フジロック・フェスティバル

苗場スキー場

* 2005年 Live 8

7月2日 幕張メッセ

* 2008年

2月19日,22日 日本武道館、25日 大阪城ホール

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